スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Minolta α-9xi

今回、試行的に写真のサイズを大きくしてみました。(記事内表示は変わらず)

画像クリックで拡大していただけるようになった半面、読み込みに時間がかかるかもしれません。また、写真の中のホコリが目立つようになっており、見苦しくなったかもしれません。ホコリについては今後もう少しケアしようと考えていますし、サイズについても調整するかもしれませんが、お付き合いいただきたく。

さて、本業のサラリーマン稼業他でバタバタしており、気付けばここのところ、月イチにまでペースが落ちておりました。気を取り直して週イチ程度までは戻したいと思っております。

今回取り上げるのは、7xi以上にミノルタの本気が投入された(と思われる)一台、α-9xiです。1992年7月、定価145,000円。ミノルタα史上、3台しか存在しない9ナンバーを持つ機体であります。

α-9xi_2

ソニーαで7が登場して以来、ミノルタ機の情報が埋没しがちになっており、本機もググる際には"-(マイナス)ソニー"が必須です。

酷評されることの多いxi世代機の中にあって、ネット上でも高く評価する記述が多い機体です。実際、私もかなり気に入っているものです。









しかし、評価の高さとは裏腹に、その良さをお伝えしにくい機体でもあります。

弟分のα-7xiに比べて、スペック上、突出したところがないのです。現在、語り継がれる名機になっていないのも、その地味さによるものでしょう。

α-9xi_3

もちろん、違いがないわけではなく、
  ・ 最高シャッタースピード1/12000秒
  ・ 勝手にズーム(ASZ)非搭載
  ・ ストロボ非内蔵
  ・ 外付けバッテリーグリップあり。
といった違いがあります。

この最高シャッター速度は前人未到のものであり、フォーカルプレーンシャッターとしては、本機とその後継たるα-9のみが持つものです。

ASZ(オートスタンバイズーム)については、本機がハイアマ機、セミプロ機であるところから、外されています。ストロボが内蔵されていないのも、同じ理由によるものでしょう。

ASZ自体はないものの、グリップとファインダ脇に埋め込まれたセンサーによるアイスタートと、Xiレンズ使用時のワイドビューファインダーは残されています。

7xiの際にも触れたとおり、ワイドビューファインダーとは、現在の画角(焦点距離)を記憶した状態で、いったん広角側にズームするというものです。これにより、枠外の状況が確認できるというもので、シャッターボタン半押しにより記憶した画角に戻ります。

アイスタートとは、構えると、というよりファインダに顔を近づけると、AFが動き始めるというものです。

α-9xi_1

本稿のα-9xiには、役不足だろうなと思いつつプラマウントのXiズーム、80-200mm/4.5-5.6を取り付けてあります。



とりあえず、α-7xi と比べる形で見ていきます。いずれも左側手前がα-9xiです。

全体的に、よく似た形状です。

ペンタ部は、ストロボを内蔵しない分、傾斜が付いています。キヤノンのT90に似ているでしょうか。このMINOLTAのプリントを見ていつも思うのが、ソニー(ミノルタではありません)のα7の"SONY"の文字です。α7のSONYも同じような位置にプリントされていますが、なぜそこに?普通、もう少し下の鉛直な部分に配置しないか?というコメントを見たことがあります。

α-9xi_4

右手グリップ部もよく似ていますが、成形(金型)が別物であることは一目瞭然でしょう。

最大の違いはワイドビューファインダーのボタン位置です。α-7xiでは前ダイヤル脇、α-9xiでは右肩液晶の前方、ペンタ部付け根にあります。

α-9xi_5

背面は、右手親指で押すであろうボタンがひとつ増えています。取扱説明書によれば、Q(クイック)ボタンとよぶもので、
  ・ ブラケット機能、
  ・ 多重露光機能、
  ・ 巻き上げモード切替機能
   ・・・
といった機能のなかからひとつを設定することができます。コントロールパネル内に同じ絵が描かれているボタンと、前ダイヤルとで設定します。

取扱説明書は他のミノルタα同様、ケンコー・トキナーのページからダウンロードできます。

コントロールパネルは、右手側グリップに格納されたボタン類のことを私がそう呼んでいるものです。ミノルタは『カードホルダー内』と表記しています。

α-9xi_6

で、コントロールパネルもほとんど差はありません。α-7xiのコントロールパネルには、上記のQボタンの設定用ボタンの代りに、(α-7xiには内蔵されている)フラッシュ制御のボタンがあります。

α-9xi_7

α-7xiのボディがのっぺりとしているのに対し、α-9xiのボディには、皮調のシールが張られており、若干ボディを小さく見せることがあります。

フラッシュを内蔵していないのに、ストロボ制御ボタンはあります。

拡張グリップ大好きな私としては、バッテリーグリップが存在しているのはα-7xiと大きな違いです。本記事の頭の方でα-9xi単体で映っている写真3枚は、バッテリーグリップBP-9XIを装着しています。

α-9xi_8

これにより、2CR5よりずっと安価でずっと手に入りやすい単三電池4本での運用が可能になります。

現在流通しているバッテリーグリップの常として、グリップストラップは付随していないことが多く、写真のものも後付けです。幸いミノルタ銘のグリップストラップが手に入ったので、それをつないでいます。

α-9xi_9

なお、バッテリー(電池)を内蔵できない、グリップ機能だけを拡張するハンドストラップ(あるいはホールディングストラップ)HS-9xiなるアイテムもあります。

α-9xi_A

若干小型であり、また単三×4を格納しなければならない制約がない分デザインが自由になったからでしょう、α-9xiとのフィット感はこちらの方が上です。

α-9xi_B
すみません、機体の後ろに変なもの(スペーサーに使ったレンズ)が映り込んでおりますね。見苦しくてすみません。

しかし、私は所有していませんが、ホールディングストラップは実はα-7xiにもほぼ同じ形状のHS-7XIというものが存在しており、α-9xiの存在を薄めるのに一役買っているように思えてなりません。



なんだか、9xiいらないんじゃない?7xiで十分なんじゃない?的記事になってしまいました。いや、そうじゃないんだ・・・・・・。

実際手にしてみると、レンズ交換ボタンが大きくて押しやすい(つまりレンズ交換がやり易い)とか、ファインダがスペック上同じ(92%×94%、0.75倍)だが若干明るい(と思う)とか、違いはあるのですが、リアルタイムでそこまで気づくことができるのはよほど何台も使ってきたひとだけですので、当時は評価されてもしかたないかな、というところです。

ボタンはおろかアイピースまで設計し直しのようですが、過剰な入れ込みと見えなくもありません。

やはり、手に届くにせよ届かぬにせよ、所有者であれ非所有者であれ、フラグシップ機は、それ以外との差を見せつける存在であってほしいと願うものです。そう、本機は所有欲を満たしてくれないのです。

唯一、といったら叱られそうですが、フラグシップ機としての名残は、現在での流通価格です。7xi以下がよくて1,000円2,000円で扱われているのに対し、本機は10,000円近い値が付けられていることがあります。これよりあとの807siにそんな値が付くことはありませんので、やはりミノルタ9ナンバー、というわけで、評価するひとは今でも評価しているようです。

対ハネウェル訴訟の影響か、バブル崩壊の影響か、おそらくは両方でしょうが、本機をターニングポイントとして、ミノルタは素直な作りに移行していきます。α-7000から続いた、尖ったミノルタの終焉ですね。

冒頭にも書いたとおり、好きな機体ですし、ちょいと無理して手に入れました。(衝動買いとも言う・・・)しかし、ひとに進められるかというと・・・・・・多分別の機体を進めるでしょうね。
関連記事
スポンサーサイト

テーマ : フィルムカメラ
ジャンル : 写真

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Ken M.

Author:Ken M.

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

これまでの訪問者数
検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
アフィリエイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。