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Pentax P30T

Z-10から時系列上2台ほどスキップしたついでに、番外編をいってみたいと思います。

ペンタックスからZ-10と同じタイミングの1996年6月、定価36,000円で登場したMF機、P30Tです。

P30T_1.jpg

もとはプログラム&マニュアル露出のみの機体として1985年10月(αショック後!)に登場したP30で、それが1989年4月のP30Nで絞り優先AEが載せられ、さらに本機でメタリックカラー(『チタンカラー』とのことですが・・・?)のボディを与えられたものです。人気があったのか、少ないながらも需要があったからなのか、90年代後半まで生産されていたとのことです。









当初、こいつには興味がなく、Pシリーズの最上級機(といっても30と50しかないのですが・・・)であるP50を探していたのですが、なかなか見つからなかったところへ、ふと手にした本機が意外にカッコよく、ジャンク棚からの救出となったのでした。(結局P50はまだ入手できていません)

特徴としては、ファインダのイメージスプリットが斜めに切られており、縦位置でも横位置でもピント合わせができるようになっています。面白いには違いないけれども、あまり便利とも思えないものですが、ファインダスクリーンの交換はできませんので、この斜めのイメージスプリッタを使うしかありません。

ファインダ内表示は、シャッター速度が表示されます。マニュアル露出時には適正シャッター速度に加えて、選択中のシャッター速度も表示されます。追針式と言ってよいのでしょうかね?

しかし、どの露出制御モードであっても、絞り値は表示されません。絞り優先時やマニュアル露出時には問題にならないかもしれませんが、プログラム露出時(レンズの絞り環がA位置)には、絞り値を知る術がない、ということになります。

その他に惜しいのは、時期的にAF普及後ですから、フォーカスエイドぐらいは載せておいてくれてもよかったのではないかというところです。

フィルム装填に際しては、DXやイージーローディングに対応しているのに、見ての通り、巻き上げと巻き戻しは手動です。

P30T_2.jpg

P30T_3.jpg

手元にないので確かなことは言えないのですが、同じSMC-Aの銘を与えられているレンズでも、一部のズームレンズはボディ色がグレーになっているようです。本機での使用が想定されてのものでしょうか?

私は、本稿の写真のように、初期のFズームが良くマッチしていると思います。

LR44×2個というゲームウォッチ並の低電力で動くため(いや、AF化以前は極めて普通ですが・・・)、バルブ撮影などに向いているのか・・・と思いきや、どうやらバルブ時にも電気を食う電気シャッターのようで、あまりそちら方面で使われたというものでもないようです。

安っぽいかもしれませんが、非常にきれいな機体で、かつフィルムで撮る醍醐味は十分に感じることができるものだと思います。フィルム衰退に際し、フィルムの魅力を訴えかけなければならなかった方面が、やれF3だ、やれM3だ、と名機ばかりをとりあげることによって、いたずらにフィルムの敷居までも上げてしまい、その衰退を早めてしまったような気がしてなりません。どうせそのうちF3やらM3は気になるのだから、もっと最初の一歩を簡単にして、フィルムの需要だけは確保するべきではなかったか・・・。

本機のような名機にはなりえないけれども気になってしまう機体を取り上げるたび、そして今回のコダックのフィルム値上げによるまとめ買いのクレジット明細を手にして、そう、強く思うのでありました。
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