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Nikon U2

キヤノン、ミノルタ、ペンタックスにつづけてニコンの銀塩最終機(くどいようですが、F6は別枠として考えています)を取り上げます。ニコンU2、2003年3月、定価64,000円で登場。

αショック以来、エントリー機からハイエンド機までの統一感がないというのか、ずいぶんと商品展開に悩んだ印象を受けるニコンですが、F5の1996年を境に、いぶし銀のような強さを見せ始めます。それが象徴的に表れているのがボディのデザインで、悪く言えば単調ですが、ひと目でニコンとわかる意匠を確立させました。

クラスとしてはF-401、F50、F60と続いてきたエントリークラスではありますが、海外名はF75(N75)となっていますので、F80のチョイ下、といった位置づけになっているようです。実際、機能の充実でいえば、3年前のF80と逆転しているところもあるでしょう。

ニコンも、キヤノンのKiss、ミノルタのSweetというサブブランドに対抗するかのようにフレンドリーな名前で投入してきたのはペンタックスと同じです。が、ニコンに限っては、その戦略は必要だったのか、と考えるひとも多いことでしょう。ともかく、本機はそのフレンドリーシリーズU(ユー)の第2世代機です。

U2_1.jpg

手にしてみると感じるのが、『小さい、軽い、しかしニコン』です。









見た目は上位機F80に酷似しております。

機能的なウリは、3D-25分割測光です。25分割もすごいのですが、なっといっても3Dですよ!スリー・ディー!・・・すみません、3Dという言葉に弱い、ちょっと古い世代なもので・・・。2003年あたりは、3Dという言葉に夢がなくなりつつあるころだったかもしれません。

遅ればせながら、(たしか)F100で導入された実合焦AFポイントのハイライト化も搭載されました。

測距ポイント5は、他社と比べると見劣りがするかもしれません。私個人は『男は黙って中央一点(ただし、測距のみ、測光は別)』派であるため、十分です。

自分のレベルの低さを露呈するようではありますが、正直なところ、多点測距を使いこなすためには、どのような訓練を積めばよいのか、それすらわかっていないのです・・・。

U2_2-2.jpg

コマンドダイヤルにはカスタムの項があります。先代の初代Uがカスタム機能を持たなかったため、ずっと高位の機体になったという印象を与えます。

U2_2-3.jpg

上からのルックスも、サイズを忘れてみれば高級機の雰囲気を持っています。

U2_2.jpg

U2_3.jpg

グリップ内側の赤もあり。

U2_4.jpg

内蔵ストロボは、ポップアップ時の高さが確保されています。

U2_5.jpg

視度補正スライダーもファインダ脇にあります。

U2_6.jpg

カスタム設定と単写・連写の選択を同じレバーで行うようになっているのは不自然で、下位機っぽい割り切りかもしれません。

U2_7.jpg

残念ながら、高級機と違って絞り値は本体からの制御のみです。したがってCPUレンズのみが利用できますし、CPUレンズでも絞り環をもつレンズを使用する場合、レンズ側の絞りは最大絞り値に設定しておく必要があります。小さい値に設定すると、軍艦部液晶とファインダにエラーが表示されます。

U2_8.jpg

F80では二つあった制御ダイヤルがひとつになり、マニュアル露出で絞りを変える場合には、絞り制御有効化ボタンと併用する必要があります。が、このあたりの割り切りは他社の同級機でも同様であり、妥当なものと言えるでしょう。

U2_9.jpg

プレビュー・ボタンが小さく、押しにくい位置にあるのも上位機との差別化でしょうか。ただ、プレビュー機能を使わない私としては、それがマイナスにはなりませんし、そういうひとも多いと思われます。

U2_A.jpg

前世代(初代)Uの下位機、Usから導入されたフィルムのプリワインドも踏襲されました。



本機には、単三乾電池による運用を可能とする、縦位置レリーズボタン付きバッテリーグリップMB-18というオプションが存在します。残念ながら*istのBG-20同様、かなりレアであるため未入手です。そのため、私個人の総合評価は先送り、ということになりますが、単体でのグリップ感は、他社同級機に比べてあたまひとつ抜きんでているかな、と感じています。

かつて、ニコンにはEMという『リトルニコン』という愛称をもつ機体がありました。私の手元にもワインダー(モータードライブ?)MD-Eとともにありますが、リトルニコンという言葉で思い浮かべるのは、EMではなくこのU2です。

以上、なんだか思い入れがないかのようなレポートになってしまいました。しかし、これは本機のつまらなさではなく、優等生ぶりを表していると感じていただけたれば幸いです。

いずれMB-18を入手し、もっと本気な記事を書くことができれば、と存じます。

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