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Minolta α-8700i (2) アクセサリーベースAB800

予告通り、ミノルタα-8700i用のアクセサリーベースAB800です。

α-8700iにAB800とグリップストラップ(ミノルタ流ではホールディングストラップ)HS-7を取り付けたのが次の絵です。

α-8700i_7-2










α-8700iの下に、こんなものが装着されています。

α-8700i_6-1

α-8700i_6-2

三脚穴の位置を変えるニコンのAH-3と取り付け方は非常に似ていますが、使い方や効果は全く異なります。AB800も本体下部の三脚穴を使って固定するのは変わりませんが、取り付けた結果、三脚穴がなくなります。かわりに、ボディ・ケースを取り付けるためのスナップが現れます。

グリップストラップを取り付ける金具が右手側下部にあります。AH-3にもこのようなストラップ取り付け部があれば・・・と思わずにはいられません。純正品が手に入らなくても、ハクバやケンコーのグリップストラップからとりだしたストラップをここにつけることができます。

しかしここでは、かなりレアものであると思われるホールディングストラップHS-7が手に入りましたので、それをつなぐ様子を載せます。

α-8700i_7-1

HS-7はいわゆる(?)3点ストラップなわけですが、AB800の下部に専用の取り付け金具があり、やはり専用の金具を経由して、2点をここに接続します。

α-8700i_7-3

もう1点を通常の右手側のストラップ金具に取り付けます。3点に接続されるストラップ分岐3本のうち一本はマジックテープで固定するものとなっており、取り付け・取り外しの際にはこれを開閉して行いますし、ホールド感の調整もこれで行います。

こんな感じです。

α-8700i_8

現行製品では、ニコンやオリンパスからも同様の製品が出ているようです。

スタイリッシュでカッコいい、といえば確かにそうなのかもしれないのですが、いまいち機動力に劣るというか、つけたり外したりがめんどいというか、で、私は上で述べた普通のグリップストラップで使っています。

このAB800はAB700という先行品があります。

α-8700i_9-1

α-8700i_9-2

左がAB700、右がAB800です。

名前から察せられる通り、AB700はαー7700iのアクセサリとして登場したもので、それをαー8700iに対応させたのがAB800です。この点でもニコンのAH-3、AH-2と似ているといえなくもありません。ですが、何せこいつは同一世代機内で互換性が保てなかったのが痛々しいです。

AB700のほうが、ツメが高いと表現すればよいのでしょうか、ホールディングを確実にできるように、α-7700iを包み込むようにつくられています。この高くなっている部分が、α-8700iで新しく設けられたシンクロ端子と干渉するのです。

なんというか、AB700の設計の際、引っかかりをこれほど大きくする必要があったのか、とか、所詮電気接点であるシンクロ端子のいちをα-8700iでなんとかならなかったのか、とか、もう一歩の頑張りを期待したかったと。α-7700iのころには技術的に実現できなかった点があり、AB800ほどコンパクトに作れなかった、なんてことはさすがにないと思います。

で、例によって、妄想ベースの推測ですが、やはりこの時期、α-8700iとは全く別の、α-9700iが構想されていたのではないか、それがご破算になり、急遽マイナーチェンジ機であるα-8700iが作られたのではないか、と。

過去にいただいたコメントでも、ミノルタは他社を意識しすぎて迷走を始めた、といったものがありましたが、F4EOS-1を意識しすぎてしまったのかもしれません。α-8700iの、機種名表示のゴールドがEOS RTを彷彿させるのも、ミノルタらしくなさを感じさせられ、イヤです。α-9xiはばっちり白文字で"α-9xi"とプリントされています。

そうそう、AB800も後方互換性はさすがに保たれており、α-7700iにも問題なく装着できます。



3点指示のグリップストラップは、残念ながら(?)α-8700i、α-7700i限りで終わり、以降の機種では通常のグリップストラップとなります。しかし、どうやらミノルタは、このグリップストラップを通して、面白いことに気付いたように思えます。

通常の一眼レフはカメラ後方から握るようにデザインされていますが、三点グリップストラップはそれをカメラの斜め下あるいは真下から握ることになります。前者の握り方のままだと、構えたときにかなりのストレスが右手首にかかることになるので、構えた瞬間には下から握る状態になっているはずです。(実際には、頑張って手首が苦しそうだったり、今ならコンデジ持ちと呼ばれるビューファインダー撮影のかたちになっている人も多いのですが・・・)

iの次の世代、xi シリーズは、AF化以降だんだんと分厚くなってきたグリップを逆に薄くし、カメラ前部に移動してきたレリーズボタンを逆にカメラ上部に戻す、というスタイルをしています。これはまさに、グリップストラップからのフィードバックなのではないのか?というのが私の推測です。



前回の予告のとおり、今回でひと区切りです。

第2部は、EOS 10から始めることになるかと思われますが、ググッと寄り道して、第3部(仮)の終わりの方、各社の最終銀塩機でも眺めてみようかと考えています。

ラインナップとしては、キヤノンEOS Kiss 7、ミノルタα-70、ペンタックス*ist、ニコンU2、シグマSA-7Nとなります。

私にはとても手が出ないニコンF6は、現行機でもありますし、許していたきたく。

ひとまず、お寄りいただいた方々には、厚く御礼申し上げます。
















最後に少しだけ広告を。

カメラメーカー純正のストラップです。ニコンの製品は今回のα-8700i用と同様の3点支持もの、キヤノンとペンタックスのものは、通常の2点支持ものですが、キヤノンとペンタックスのものも、ホルダ部を小型にしてあり、構えた時にストラップが前に出て手首にストレスがかからないようになっています。

が、私はやはり、グッと絞って安定させるのが好きなため、AH-3の回で挙げたケンコーのホルダが大きめのものが使いやすいです。

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テーマ : フィルムカメラ
ジャンル : 写真

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No title

Ken M様

はじめまして。調べ物をしていたらたまたま辿り着きまして
内容の濃さに驚き先ほどから過去ログを拝見しております。

最近、α-9xiを手に入れたのですが、当時のxi系のみ
モードラ時代から現在まで主流の円柱を握り込むようなグリップではなく
横から手を添えるような感覚のグリップを採用していたのが不思議だったのですが
当記事での考察を見ていて納得が行きました。

当初はボディ単体で手に入れたのですが、たまたまHS-9xiを入手出来たので装着してみたところ、
確かにグリップストラップの使用をある程度前提にしている節が感じられました。
このグリップの考え方は以降消えてしまいましたが、今になってみると新鮮なものです。

今後の更新も楽しみにしております。

Re: No title

s.satoさま、コメントありがとうございます。
本ブログ・オーナーのKen M.です。

私の愚推に共感いただきまして、恐縮です。

ことの真偽はともかく、α-9xi、今も地道に人気のある機種のようですね。私がよく立ち寄る中古カメラ店でも、たまに入ってきては、すぐに次のオーナーへ引き取られていきます。

かくいう私もα-9xiは好きな機種です。

オートズームだけが表に立ってしまい、野心的な形状などはほぼ無視されたようになっておりますが、低位機のα-3xiに至るまで、なかなかどうして、悪くない機体だと考えております。

とくにα-3xiはそもそもオートズームなど考えられておりませんし、なによりその重量感、α-7xiとは比べ物にならない作り込みです。

本ブログでα-9xiを扱うことになるのは大体2ヶ月ぐらい先になろうかと存じます。引き続き、読んでいただけるような記事を書いていく所存ですので、またお寄りいただけましたら幸いです。

Re: Re: No title


> とくにα-3xiはそもそもオートズームなど考えられておりませんし、なによりその重量感、α-7xiとは比べ物にならない作り込みです。

申し訳ありません、α-3xiではなくα-9xiです。

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