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Nikon F-501 (2) AF コンバータ TC-16AS

さらに寄り道して、ミノルタからも離れます。

α-7000が成功した理由のひとつとして、本体と同時に14本ものAF対応レンズが展開されたことが挙げられます。これは同時に、MFからAFへ、緩やかにシフトしていこうと考えていた各メーカーに、そんな猶予がないという状況を突き付けました。

しかし、既に各社とも充実したレンズ・ラインナップを保持している状況でしたから、ミノルタに追随するかたちでレンズ(マウント)を一新することを決意したのは結局キヤノン一社だけでした。

まぁ、過去の資産を活かそうとするのが普通ですね。

今回はそんな過去のレンズ資産をAFレンズとして活用させる魔法のアイテム、『MFレンズをAF化するアダプター(ニコン版)』です。

F-501-2_1.jpg

x1.6のAFコンバーターTC-16AS(もしくはTC-16A)。F-501と同じ1986年4月に、定価26,000円で登場。本体には、『AF TELECONVERTER TC-16A 1.6X』とあります。ネット上ではTC-16AS、TC-16A、ふたつの表記がありますが、どちらも同じものを指しているようです(たぶん)。









F-501-2_4.jpg

F-501-2_5.jpg

テレ・コンバーターですので、内部のレンズが光学的な調整を行い、焦点距離を補正するわけですが、こいつの場合、なかのその補正レンズが前後に動き、フォーカシング用のレンズとしても機能する仕組みになっています。

普通のコンバータは円柱ですが、こいつは下部分をちょっと膨らませたオバQのような形をしています。この中にフォーカシング・レンズの駆動機構が入っているのでしょう。モーター自身はカメラ本体のものを使うようです。

フォーカシング・レンズの可動範囲が限られる分(アダプタの厚みを超えては移動できない)、合焦させたい距離によってはテレ側もしくはワイド側へ、レンズ本体のフォーカシング・リングを手動で動かすという補助操作が必要になります。

当然、欠点というか、テレ・コンバーターの性質はもっています。

  ① 焦点距離が延びる。(×1.6)
  ② 中のレンズの分、光学特性が変わる。
  ③ 開放F値が1段ちょい、大きくなる。(約1.6倍)

F-501-2_3.jpg

あなたの手元の標準レンズ50mm/F1.4が、80mm/F2.2(F2.3?)になりました!

AF化以前、所有レンズは50mmもしくは35mmが一本のみ、というひとは非常に多かったのではないかと思います。さて、これからはAFですよ、新しくレンズを買ってくださいね~、と言われても、そうそう買うことができるわけでもないでしょう。特にF-501はFA/FM/FEあたりの中上級機ユーザではなく、FG/EMあたりの中下級機のユーザがターゲットだと思われますので、同じ焦点距離のレンズをもう一本買いますか?それともMFで使い続けますか?という選択を迫られたことでしょう。

本アイテムは、そんな悩みを一挙に解決してくれるものです。

なにしろ、あなたの手元には80mmのAFレンズが一本あるだけなのですから!50mmレンズなんて持っていません!とかなんとか、家族を説得し(いや、むしろ自分を納得させている)、堂々と50mmを購入できます。

F-501-2_2.jpg

今回に限らず、ニコン製品については、以下のひとたちのページを参考にさせていただいています。

  キンタロウの散歩道さま ・・・ ニコン製品を網羅

  ニコンカメラの小(古)ネタさま ・・・ マニアックなネタ多数
  


このようなアイテムはニコンの他にもありました。私の知る限り、

  ・ ニコン TC-16 (F3AF用)
  ・ ペンタックス F AF Adapter 1.7x
  ・ 京セラ AF CONVERTER 1.6X
   (C/Yマウントのレンズを2x0-AFに)
  ・ シグマ AF 1.6X AI-MA MULTI CONVERTER
   (ニコンFマウントのレンズをαに)

最後のシグマ製のものには、ひょっとしたら違うマウントのレンズ用のものもあるかもしれません。ミノルタMD用のものの噂を聞いたことがあるような・・・。

うち二つが手元にあります。

F-501-2_6.jpg

ペンタックス製と京セラ製のものですが、ペンタックスKAレンズおよびC/Yレンズの手持ちがないため、いまのところ宝の持ち腐れであります。ペンタックス用は、Aレンズ以前のものだと絞り開放のみでの使用となります。
申し訳ありません、私の思い込みです。後日きちんと訂正いたします。 2014/11/26 打消し線。

Kマウント、C/YマウントにはM42レンズ用のアダプターがあるらしいので、それ経由でM42レンズをマウントする、という手もありますが、M42レンズも持っていないのでした・・・。

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テーマ : フィルムカメラ
ジャンル : 写真

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No title

 Ken M.さんこんばんは。
TC-16Aまでお使いとはさすがですね!当時は「ピントが自動的に合う」というだけでみんな萌えることができたんですよね(^^)。焦点距離が伸びるので、AF機能は抜きにして、普通のテレコンとして販売してました。ピントたいして早くないですし・・・・。マクロ撮影などに最適ですよ!なんて無茶ぶりしてたような記憶が・・・(^^;)。

テレコンは全般に画質が落ちるというのが定説ですが、F値が1段~2段落ちになるのでほとんど手振れを誘発しているのが結果的にシャープさを失わせた原因かと。私もデジタル時代になってパソコンで写真を見るようになってずいぶん手振れにはシビアになりました。逆にいえば手振れをふせげればほとんどのテレコンは「使える」という感じです。もっとも私の持ってるマスターレンズは暗いのが多いのでいささかしんどいのですけれども(^^)ゞ。





Re: No title

ひらやんさま、
いつもお世話になります。

いえいえ、TC-16A、とても『使っている』といえるほど使い込んではいません・・・。

そもそも所有しているニコンのMFレンズは、恥ずかしくもほぼ50mm/F1.4一本のみなので、あまり恩恵を受けようもないのですが、ギミック的に面白いのと、80mmという画角が意外に面白いため、たまに使う程度です。

メーカー問わず、80mm~100mmあたりはジャンクでもいいお値段がするため、なかなか手が出ません。85mmなどは特に・・・。


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