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Canon EOS 630

EOS-1から半年ほどさかのぼって、EOS 630です。1989年4月、定価85,000円。

650というよりは620の後継機あるいは上位機とされる(※)本機ですが、お値段的にも、まぁ650の後継機でしょうね。なんといっても、620のウリのひとつであった、というか最大のウリではなかったか、という1/4000秒シャッターが外されております。
※ キヤノンのCANON CAMERA MUSEUMでは上位機種とされている。

要するに、上級機とくにプロ機と呼ばれるものは6xxの延長上にない、という判断と、中級機に1/4000秒シャッターはそれほど重要なファクターではない、という判断がなされたのでしょう。半年後に姿を現すバケモノ、EOS-1を際立たせるためにも必要だったのかもしれません。

プログラムのシフトやオートブラケットという620の機能を取り込んで、スタンダード機としていよいよ死角がない機体になりました。初期EOSの完成形と言えます。

EOS 630_1









EOS 630_2

EOS 630_3

形態的には650、620と同じで、非常によく似た3兄弟です。一番目立つ違いが色かもしれません。本体正面のEOSロゴの下にプリントされた型番が、650の白、620の赤に対して緑になっている他に、ボディ色にカラーバリエーションが用意されました。650、620と同じ黒のボディ色に加えて、メタリックグレーというボディ色が用意されています。

メタリックグレーの機体を620と並べてみましたが、写真で違いが見えるでしょうか?

EOS 630_4

EOS 630_5

EOS 630_6

Tシリーズのカラーをもう少し暗くしたよう色です。個人的には非常に気に入っています。

せっかくなので、ジェットストリームアタックよろしく、3機並べてみました。

EOS 630_7

なお、ご存じのとおり、630にはEOS RTというちょっと変わった双子の弟(兄?)もいますが、これまたすごい機体です。いずれ(早ければ次回)、取り上げる予定です。



第1世代EOSの完成形、と上で書きましたが、この完成度が高すぎて、以降の機体があまりに面白みがありません。もちろん、バーコード入力や視線入力など、独特な機能が組み込まれたりしましたが、630ユーザに買換えを訴えるほどのものが合ったようには思えません。

本機のあと、キヤノンは新規ユーザ獲得用のエントリー機(あるいはその下のファミリー機と呼ばれるクラス)と、そのユーザのステップアップ・パスとしてのスタンダード機、という戦略を明確にしたようです。

同じ路線をとったのがミノルタですね。当時のEOSとαのライバル関係は、現在からはなかなか想像できませんが・・・・・・。


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テーマ : フィルムカメラ
ジャンル : 写真

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No title

 Ken M.さまこんばんは。

 EOS630はおっしゃるとおりメタッリックグレーのほうが人気でしたね。
アクセサリーカタログの使用可能機種でこの630とRTだけがなぜかオフカメラシューコード2が使用不可になっていて不思議でした。なんでもこの二機種だけスピードライトの制御タイミングが微妙にちがうのだとか・・・(^^;)。

この630ユーザーのかたはケーブルレリーズ端子付きのGR20グリップに買い替え購入されるかたが非常に多く、一時GR20が市場から消えてしまったことがありました。

たかだかケーブルレリーズを使うためだけに3,000円のグリップを別売り購入させるキヤノンの商売上手さん度に感心しておりました。この頃のアイカップもミノルタやニコンと比べると外れやすいんですよね・・・(^^)。

Re: No title

ひらやんさま、毎度ありがとうございます。

メタリックグレーは、630限りで終わってしまったのが残念なぐらい、カコイイです。

> この頃のアイカップもミノルタやニコンと比べると外れやすいんですよね・・・(^^)。

外れやすいのは、古いから仕方がないのかな、と思っておりましたが、もともとだったのですね。

キヤノンの商売の上手さは、ミノルタと比べるとよくわかるような気がします。一歩ずつ、上だか前だかを行くような・・・。



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