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Minolta α-7700i

α-7000より3年たちました。他メーカーからもAF一眼レフが出揃いました。特にEOS 650620の逆襲は激しかったようです。先の記事にも書いた通り、あたまひとつ抜きん出た性能でもって、αを駆逐していきます。実際には、駆逐、というよりはαでAF化に乗れなかった旧来のユーザーを確実に取り込んでいった、というのが正しいのでしょう。

EOSの逆襲に対し、ミノルタが再び攻勢に出るまでには1年かかっています。最新機種α-5000からも2年です。

再びAF化の先鋒たるべくあらわれた機体、ミノルタα-7700i、1988年5月、定価85,000円。αの第二世代として、α-7000にミノルタの主力機ナンバーである"7"をもう一つ付け足して登場。

α-7700i-1_1
(写真はオプションのハンドルグリップAB700を装着)









ネット上でもファンが多い機体です。

先進的機能として、
 ・ AF測距の多点化(3点)
 ・ AFの動体予測
 ・ カードによる機能拡張
を搭載、先進的ではないけれども洗練された部分として
 ・ 明るく倍率の高い(0.84倍)ファインダ
 ・ 曲線・曲面を用いたボディ(外部デザイナを起用)
 ・ 1/4000秒シャッター

すべてにおいてα-7000を上回る高性能です。モータードライブ装着時のα-9000に、連写速度でのみ敵わないかな~というレベルです。もちろん、合焦スピードの向上もパワーアップ項目です。

AFの動体予測は世界初なんだとか。

盛りだくさんです。

デザイン上の特徴は、ごつい右手側グリップでしょう。ペンタックスのSF Xのように傾斜のつけられた液晶ともども、若干外側に向けて配置されており、本機独特のものとなっています。

α-7700i-1_2

ななめ後ろからのルックスは、確かに類を見ないカッコよさかもしれません。

α-7700i-1_3

α-7700i-1_5

右手側グリップはコントロール・パネルが開くようになっています。

α-7700i-1_4

ボタン×4、にレバーがひとつ、上部にスロットがひとつ。一番下のボタン、レバー、スロットはインテリジェント・カードのためのものです。このα-7700iのあとに出てくる下位機α-5700i、α-3700iと違い、基本的な機能はカードなしでも使えてしまうため、インテリジェント・カードについてはまた別の機会に書いてみたいと思います。

のこりの三つのボタンは、絵を見ていただければ自明ですね。(セルフタイマー、フィルムのDX無視、強制フィルム巻き戻し)

今回からストロボ・シューがα独自のものになり、これは今のソニーαにも引き継がれています。当時のひとは、こんなものすぐもとに戻る、と思ったのではないでしょうか?

AF補助光の禁止ができないのが残念で、気軽に持ち出すことが憚られます。オフにする方法をご存じの方がいらっしゃればご教示ください。

露出制御モードはPSAM全部入り、もちろんPはシフト可能です。SAMは左手側のModeボタンを押しながら、右手のシフト・レバーで選択なんですが、Pモードだけは専用ボタンで直プログラム・モードへ移行できるようになっています。

最初の写真のようにグリップストラップを取り付けるためには、AB700という底部カバーを装着する必要があります。アクセサリーベースと呼ぶようですが、これについてはひとこと言いたいので、インテリジェント・カードともども別の機会に回します。



EOSの反撃もなった、といえるぐらい、売れに売れたんでしょうね。中古、ジャンクとも相当数が出回っています。動く個体で1000~5000円程度でしょうか。

白いボディ(ストロボまで白い)のミュール・モデルと呼ばれる記念モデルは、1万円超で取引されているようです。
※ ミュール・モデルは、α-7700iではなく、α-8700iのバリエーションでした。2014/11/02修正

ジャンクでは外見がボロボロのものが多いのは確かですが、しかしきれいな個体も、きちんと数が存在しています。



既に過去の記事でも言及しているとおり、実はこの機体があまり好きではありません。α-7700iというより、第二世代αがいまいち好きになりません。

握った時に、しっくりこない、そんな感じです。

そんなわけで、気の抜けた記事になっていると思います。読んでくださった方、申し訳ありません。


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テーマ : フィルムカメラ
ジャンル : 写真

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No title

 Ken Mさまこんばんは。

α-7700iの飛び道具たるインテリジェント・カードシステムですが、パッと見にはただのプログラムシフトにしか
見えないのですが・・ミノルタの営業の方によりますと、「通常のプログラムシフトよりも各レンズごとに
一本一本実に細かく設定がしてあるので、充分値打ちがあります!キヤノンのほにゃららモードとは
レベルが違うんですよ!」とのことでした。
実写比較をしたことがないのでどのくらい細かいのかはわかりませんが(^^)ゞ。

ハンス・ムートデザインのボディも有名ですが、ミノルタの技術の方によりますと、いざ、このデザインで生産開始!というときに本来四角いはずの「P]ボタンがモードボタンと同じく真円だったことにハンス・ムートからクレームがつけられ、訂正を要求されて、すったもんだの末にオリジナルデザインどおりの四角にもどしたそうです。
ハンスさんは軍艦部の左は○、右は□というこだわりがあったんでしょうね・・・。

Re: No title

ひらやんさま。

まさに、私の欲するエピソードです!

さすがにもう時効だと思いますのでコメントをそのまま承認・公開させていただきましたが、問題あればすぐにひっこめますのでご指示ください。

レンズごとのシフトプログラムは電子制御が、ボタンや軍艦部の○だの□だのはエンプラ外装が可能にしたニューボーダーといいますか、ボーダーレスな競争といいますか、そのなかでデザイナやエンジニアが悪戦苦闘している様を如実にあらわしており、私がプラカメに憑りつかれてしまったところであります。

しかし、そんなん些事やん、と言ってしまえこともない部分でもあり、だからこの時期のカメラは人気がないのだろうか・・・と残念に思う次第です。

もっとたくさんのひとと、この面白さを共有したいものです。リアルタイムではそんな何台も所有することなどできるはずもなく、それほど遠くない将来には実用品ではなくなっていると思われ・・・。

引き続き、よろしくお願い致します!

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