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Pentax SF X

1987年3月、ペンタックスもSF XでAF一眼レフへ参入。定価80,000円(クオーツデートは90,000円)はやはりスタンダードクラスでしょう。

本機を始めてみたのは2009年、親戚の家ででした。銀塩にまったく興味のなかった私でしたが、その異形のボディがやたら記憶に残りました。

SFX_1.jpg









SFX_2.jpg

当時のペンタックスはME、A、Pと続けて小型をウリのひとつとするシリーズを発表していましたが、このSF Xはたとえば83年のSuper Aと比べて、縦横ともひとまわり大きくなっています。

独自の意匠でかなりの自己主張を感じるデザインです。ペンタ部を幅広にとり、その大型ペンタ部に液晶パネルとストロボを内蔵しています。液晶パネルは傾斜をつけて配置されているのが好アピールです。

SFX_3.jpg

個人的には嫌いなデザインではなく、それまでのカメラが持っていた繊細さを払拭することに成功しています。太い胴体が安定感を醸し出しており、万年筆代わりに持ち出して使い倒す、そんな道具としての身近さを感じさせます。Aシリーズ末期のA3を継承したものでしょうか。取り外して電池を内蔵するタイプのグリップ(α-7000230-AF同様のもの)で、必然的に分厚くなり、A3よりもさらに頑丈そうに見えます。

十分な性能を備えていると思うのですが、いかんせん登場までに時間がかかってしまいました。α-7000からの2年を埋めるには若干の物足りなさが感じられます。さらにほぼ同タイミングで、ヤツが登場してしまいます。

露出制御

PSAMフル装備です。

モード切替は2軸で行います。ひとつは左肩の右のシフトレバーを上側に倒し、シャッターボタン手前のシフトレバーを左右に動かしてシャッタースピードの扱いを決めます。左右に動かすたびに、シャッタースピードの自動、手動が変わります。自動、手動それぞれにいくつかのパターンがあるので、実際には何度かシフトさせて自動と手動を切り替えます。

もうひとつの軸が、レンズの絞り環で、素直に絞り値の取扱いを決めます。Aポジションがあるレンズであれば、絞りがそのA位置なら自動、それ以外の位置なら数字そのままの絞り値(手動)になります。

つまり、
  ・ SS自動、絞り自動(A位置) ・・・ プログラム
  ・ SS自動、絞り手動(数値)  ・・・ 絞り優先
  ・ SS手動、絞り自動(A位置) ・・・ シャッタースピード優先
  ・ SS手動、絞り手動(数値)  ・・・ マニュアル
となります。残念なのは、絞り優先モードで液晶・ファインダ内とも、絞り値の表示がされないことです。

Pモードはシフトをサポートしていませんが、高速優先、ノーマル、深度優先の3ラインを持っています。さらにノーマルにおいては、レンズの焦点距離により、ワイド・標準・テレの3ラインが自動的に切り替わります。

シャッタースピード優先においては、通常のモードに加え、1/100固定とBulbのモードがあります。

AF機構

個人的にはα-7000の方が若干早いような気がするのですが、ネット上では優っている・同等・劣っている、いずれの評価も存在します。ということは、まぁ拮抗している、ということなのでしょうね。

F-501やOM707のように、ハネウェルのTCLモジュールを直接使っているのではなさそうですが、詳細は分かりません。ペンタックスのAF機構にはSAFOXという名前がついており、SF Xはその二代目ということでSAFOX II(初代はME F)。現役機でいえば、K-3がSAFOX 11、K-5 II がSAFOX Xのようです。

ファインダ

F-501に似た、ざらついたくらいファインダです。

絞り値とシャッタースピード、合焦マーカーが表示されますが、上述のとおり、絞り優先モードでは絞り値が表示されず、非常に残念です。

スクリーンは交換可能です。

マーケット事情

ジャンクで1000円以下が相場。まれに、1000円台でジャンクではない中古として並んでいます。α-7000ほどではないにせよ、個体数もそれなりにあるので、地道に探せば必ず出会えると思います。

あまり故障については耳にしません。見た目どおり、頑丈なのでしょう。シャッター幕がひしゃげているものには出会ったことがありますが、おそらく指をつっこんでしまったとかであり、本機種固有のものではないと思います。

AF駆動音が若干大きく、最初は故障か油切れを疑いましたが、そういうもののようです。

あと、これも私の個体では、中古市場に安価かつ大量に出回っているシグマのUC ZOOM の28-70mm/2.8-4と70-210mm/4-5.6(II)は、AFが効きません。プログラムで絞り値も正しく認識されないようです。



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No title

ニコン・キヤノンと比べれば地味でしたか?

Re: No title

小田急2400形さま、返信遅くなりまして、誠に申し訳ありません。

> ニコン・キヤノンと比べれば地味でしたか?

だったかもしれませんね。インパクトのある独特なスタイルではあるのですが。ニコンはともかく、EOSのデビューは華々しくて、当時中学生の私の記憶にもあります。
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